[00:00.000] 作词 : じん(自然の敌P) [00:00.033] 作曲 : じん(自然の敌P) [00:00.066]数年経っても影は消えない [00:02.421]感情ばかりが募って行く [00:04.667]踞って一人描いていた... [00:09.277]炎天直下 坂道の上 [00:11.427]滲んだ僕らが歩いていた [00:13.748]夏の温度が目に残っていた... [00:16.697]「構わないでよ、」 [00:19.039]「何処かへ行ってくれ」君の手を払った [00:22.608]「行かないよ」なんて言って君は僕の手を掴んだ [00:27.139]「五月蠅いな」僕はちょっとの先を振り返ずに歩いた [00:31.633]「本当の心は?」 [00:34.439] [00:57.283]「聡明」なんかじゃ前は向けない [00:59.428]理由が無いから腐って行く [01:01.709]巻き戻ってくれれば良いのにな [01:06.399]何年経っても僕は死なない [01:08.535]希望論ばかりを唱えている [01:10.979]当然今日も君は居ないのにさ [01:13.874]「構わない、死ねよ、死ねよ。」 [01:16.846]って手首を握って、ただ呪って [01:19.737]何も出来ないでただ [01:21.496]のうのうと人生を貪った [01:24.317]「夏が夢を見せるのなら、君を連れ去る前へ」なんて [01:28.746]照れ隠しした日々が [01:30.301]空気を照らして脳裏を焦がしていく [01:33.421] [01:33.865]18歳になった少年 [01:36.012]また何処かで待っていたんだ [01:38.224]カゲボウシ滲む姿を思い出して [01:43.010]炎天下に澄んだ校庭 笑っていた君が今日も [01:47.434]「遊ぼうよ」って言ってユラユラ揺れた [01:52.172] [01:52.17] [01:52.172]「心配です」と不器用な顔 [01:54.363]隣人なんかには解んないさ [01:56.612]悲しそうなフリをしないでくれ [02:01.275]朦朧、今日も不自然でいよう [02:03.451]昨日のペースを守っていよう [02:05.761]君の温度を忘れない様に [02:08.722]叶わない夢を願うのなら [02:12.000]いっそ掠れた過去を抱いて [02:14.649]覚めない夢を見よう [02:16.330]当然の様に閉じ篭って [02:19.108]「それじゃあ、明日も見えないままですよ?」 [02:21.720]それならそれで良いさ [02:23.584]つまらない日々を殺す様に [02:25.570]手を染め、『一人』を選ぶから [02:28.125] [02:28.715]18歳、腐った少年 [02:30.851]また今日も祈ってたんだ [02:33.121]色めいた君の笑顔にしがみついて [02:37.896]炎天下に「どうかいっそ連れてってくれよ」なんて [02:42.298]呟いて息を静かに止めた [02:46.956] [02:49.862]「___戻らない...」 [02:52.117]「___あの日は...」 [02:54.505]「___痛くて...」 [02:56.739]「___誰も、触れないで...」 [03:05.403] [03:14.108]「聞こえていますか」と声が消えた [03:18.723]理由もなんだか解っていた [03:23.396]夏の温度に手を伸ばしていた... [03:30.439] [03:48.994]炎天下、願った少年 [03:51.184]「あの頃」に立っていたんだ [03:53.509]夏めく君の笑顔は変わらなくて... [03:58.070]「死んじゃった。ごめんね」なんて [04:00.231]「『サヨウナラ』しようか」なんて [04:02.611]寂しいこと言わないで... [04:04.853]往かないで... [04:07.212]カゲボウシがそんな僕を見つめていたんだ