[00:38.83]淡い月に見蕩れてしまうから [00:44.85]暗い足元も見えずに [00:50.78]転んだことに気が付けないまま [00:56.66]遠い夜の星が滲む [01:14.79]したいことが見つけられないから [01:20.62]急いだふり俯くまま [01:26.75]転んだあとに笑われてるのも [01:32.77]気づかないふりをするのだ [01:37.96]形のない歌で朝を描いたまま [01:44.62]浅い浅い夏の向こうに [01:49.81]冷たくない君の手のひらが見えた [01:56.53]淡い空明けの蛍 [02:14.50]自分がただの染みに見えるほど [02:20.38]嫌いなものが増えたので [02:26.50]地球の裏側へ飛びたいのだ [02:32.43]無人の駅に届くまで [02:38.35]昨日の僕に出会うまで [02:43.64]胸が痛いから下を向くたびに [02:50.26]君がまた遠くを征くんだ [02:55.54]夢を見たいボクらを汚せ [03:00.73]さらば 昨日夜に咲く火の花 [03:31.40]水に映る花を花を見ていた [03:43.35]水に霞む月を月を見ていたから [03:58.25]夏が来ないままの空を描いたなら [04:04.88]君は僕を笑うだろうか [04:11.33]明け方の夢 浮かぶ月が見えた空 [04:20.30]朝が来ないままで息が出来たなら [04:26.82]遠い遠い夏の向こうへ [04:32.20]冷たくない君の手のひらが見えた [04:38.92]淡い朝焼けの夜空 [04:56.13]夏が来ないままの街を今 [05:02.06]あぁ 藍の色 夜明けと蛍