砂の城 作詞:いしわたり淳治 作曲:藤本和則 編曲:藤本和則 赤い海へ陽が無言で沈んで 空翔る鳥は自由に歌っている 自由を追うことを 止めたそのときに ひとははじめて自由になれるのに 青い葉や花がやさしくひらいて 鮮やかな色で自然に笑っている 自然でいることを 止めたそのときに ひとははじめて自然になるんだ、と 強がるように いつまでも 砂の城には住んでいられないさ 新しい波が時代をさらって 遠い日の夢や自分を流していく 自分をさがすことを 止めたそのときに ひとははじめて自分を知るんだろう 何も言わない海 何も知らないふり 波が砂の城を崩していく