虹の午後に 作曲 : 曽我部恵一 虹(にじ)の午後が呼ぶから行くんだ スカーフの色が広がって僕を驚かす 虹の午後は現われては消えるよ 自動車の色が交差して街をつくり出す 交差して街をつくり出す 都市と生活は偶然に出逢う もう誰も僕の心を変えられない 都会の香りが呼ぶから行くんだ 魂(たましい)がもう七色に染められる 虹の午後の記憶はどこへ 海岸線に揺れる波間のように移ろって 波間のように移ろって 白い花びら 薄く色づく いつかの僕は自然の鳥のようだった 退屈な午後に落ちて行く 憂鬱(ゆううつ)だなんて言うんじゃないよ そうさ 白い花びら 薄く色づく もう誰も僕の心を変えられない おわり(°ー°〃)