[00:00.000] 作词 : uz [00:00.032] 作曲 : uz [00:00.64] [00:01.21]凍えた姿おかしくて [00:05.54]傘差し出した [00:11.15] [00:18.10]驚くほど丁寧に [00:20.30]『初めまして、なんか、幽霊です』 [00:22.96]そんな無茶苦茶な言葉にまた笑う [00:27.48]「これはどうも、こんばんは」 [00:29.98]うちの猫も寒いの苦手で [00:32.53]一緒にいたことを少し思い出してさ [00:36.65] [00:36.74]『何をしようにもあまり覚えてなくて』 [00:41.46]『このまま消えるのなら少しさみしいな』 [00:47.94]なんて言うもんだから [00:51.67]その手を握りしめた [00:55.84] [00:55.85]ただ一人で凍えてるくらいなら [01:00.78]今から何でもいいさ 思い出になるもの作りゆこう [01:06.21]ねぇそんなの反則みたいだね [01:10.39]神様みたいなものすべて笑い飛ばし歩き出す [01:15.99]錆びついた音も無いこの街角の片隅 [01:20.95]降りしきる雪の下 何があるだろう [01:26.78] [01:34.84]「嫌いなものは何だっけ」 [01:36.98]『オレンジの香り、苦手です』 [01:39.60]「あぁそれ知らないや。猫の話だけど」 [01:44.18]『それはいいね今回はその子の思い出、探し行こう』 [01:49.32]「まあそれでいいかもね、当てもないし。そうしよう」 [01:57.76] [02:01.65]今二人歩き出す情景 [02:05.37]通り過ぎた公園 [02:08.79]揺れ動くブランコも [02:12.08]なんだか懐かしいや [02:15.60] [02:15.72]あれここ私知ってる [02:19.15]曲がり角の先で [02:22.61]あの日まだ小さなころにさ [02:28.82]この季節にここで出会った [02:38.11] [02:47.53]逸る胸抑え あなたに伝えなくちゃ [02:52.13]何より大事だった私の名前を [02:58.50]さよならも言えずお別れしちゃったから [03:06.61] [03:06.66]もう私は凍えていないから [03:11.51]この熱 あなたの中残して見守るの 許してね [03:16.83]あぁさよならそれだけ言いに来たよ [03:21.33]今夜ももう寒いからお腹を出したまま寝ないでね [03:26.93]沢山の、沢山のこの愛をただあなたに [03:31.72]降りしきる雪の先 何があるかな [03:37.41] [03:45.48]繋いでくれた年月を [03:47.88]少しはお返しできたかな [03:50.40]私の名前は「ユキ」白い猫でした [03:55.61]