[00:30.240]沈むひらひらと 朽葉が寂しく舞う [00:39.510]ただただ眺めてる [00:48.730]クラクラする [00:59.579]連なる 九十九の木々 [01:12.849]小指に結ぶ糸 [01:18.536]空に咲いた無窮の紅はあまりに綺麗で絡めとなれ [01:33.747]空虚なども 薄泡満たされる [01:41.679]か細い溜息は風に消え [02:02.284]赤くカラカラと乾いた枝の軋み [02:11.485]ただただひび割れる [02:20.476]大盃柄から [02:29.336]誘う糸忘れてないでも [02:34.787]思い出せない何かが [02:40.559]その先にあるような [02:46.116]明白なる記憶の滲ませて知らない [02:55.947]風に吹かれ彷徨う [03:34.396]空に咲いた無窮の紅は静かに零れて [03:45.208]髪に植える [03:49.265]涙染める宵闇の香りに溢れる [03:59.297]儚い心の粒 [04:04.676] この永遠解かぬ理が解けて [04:14.746]しまえば終わりな 頃 [04:20.199]黒の夜の足音がする花蕾 [04:27.615]瞳を閉じて 紅辿る [04:39.516]