[00:00.000] 作词 : 白神真志朗 [00:01.000] 作曲 : 白神真志朗 [00:07.80] [00:14.12]枕に顔を押し付けて [00:16.66]あなたの残滓を吸い込んだ [00:20.43]少し溢れて頬を伝った [00:24.67]消えていくだけの面影と [00:27.18]窓際に置いたハーブが [00:29.78]ただ枯れるのをじっと待っている [00:34.95]あの日から時間が止まったままのこの部屋を [00:40.16]私の日常が少しずつ侵していく [00:45.20]捨てられない思い出 [00:47.90]狂ったままの時計にも薄く埃が積もる [00:53.53]粉雪みたいに [00:55.99]春を待たずにこの街を出よう [00:58.42]手を繋いだ駅前の並木も [01:01.08]フェンス越しのグラウンドも [01:03.44]やがて色を纏うから [01:06.22]春を待たずにこの街を出よう [01:08.90]思い出から目を背けることを [01:11.47]凍えたままでいることを [01:13.93]今は忘れられそうにないけど [01:17.62] [01:27.29]最後に交わした言葉は [01:29.54]互いの心を抉って [01:32.66]開いた傷はもう治せない [01:37.42]それでも思い出せるのは [01:40.17]あなたの笑う声だけ [01:42.83]ただ消えるのをじっと待つけど [01:48.22]二人では狭いな [01:50.40]悪態ついてたこの部屋も [01:53.30]一人では広すぎてどこにいればいいのか [01:58.27]誤魔化した想いが また嘘ついてた [02:02.32]苦痛じゃない 一人が好きなの [02:06.73]だから放っておいて [02:08.93]春を待たずにこの街を出よう [02:11.50]待ち合わせた公園のベンチも [02:14.13]裏通りの自販機も [02:16.32]やがて色は 褪せるから [02:19.37]春を待たずにこの街を出よう [02:21.84]もう二度とは戻らないあの日に [02:24.68]縋りついたこの心のままで [02:27.54]今はそれでいいから [02:30.36] [02:58.06]行き場を失ったコーヒーカップも [02:42.26]読みかけの本も [02:44.34]「いつとりにくるの」なんて言えたらいいのに [02:48.53]全部置き去りにして [02:53.14]春を待たずにこの街を出よう [02:55.81]手を繋いだ駅前の並木も [02:58.55]フェンス越しのグラウンドも [03:00.79]やがて色を纏うから [03:03.67]春を待たずにこの街を出よう [03:06.30]思い出から目を背けることを [03:08.96]凍えたままでいることを [03:11.33]今は忘れられそうになくても [03:15.56]