[00:01.39]今から365日前の前の前の [00:05.62]そのまた前の春 [00:08.67]僕は東京の隅っこの小さな町にやって来た [00:15.43]新しい土地 新しい家 荷物はあまり持ってこなかった [00:23.41]ギターと キーボートと 大好きな小説を少しだけ [00:29.69]その日から僕は 小さな船を漕ぎ出したんだ [00:35.26]根拠のない未来への期待と [00:38.20]忘れたい過去と [00:40.39]孤独という動力で動く船 [00:43.88]どこまでもいけるだろうと [00:48.31]そうして全てが始まったんだ [00:53.40]星が降る 真夜中に 一人きり震えてた [01:00.77]その光 気づく瞬間まで [01:30.73]寂しいも 悲しいもない 美味しいも まずいもない [01:36.37]嬉しいも 楽しいも 今じゃもう昔の話 [01:41.94]まぎれこむシティートーキョー [01:44.89]叶わないって気づいた夢 [01:47.87]何となく 仕方なく いつか死ぬまで生きるだけ [01:53.76]世界で一人きりみたいな顔してるのね [02:03.78]ああ、そうだっけなあ [02:07.16]出逢った日は 一つだけ 心を護っていた [02:15.43]誰からも 傷つけられぬように [02:21.06]こんなにも 冷え切っていた胸に [02:26.69]血が通い出した 君の優しさで [02:44.77]今日もまた風は強い [02:47.55]嵐の夜もあるだろう [02:50.20]だけどきっと君となら [02:52.84]どんな日も笑える気がした [02:56.37]世界で一人きりみたいな夜はそれでも来る [03:06.28]でも 大丈夫って言えるように [03:12.55]一つだけ 何かを信じるなら [03:17.94]どうせなら 君との日々がいいな [03:23.67]大切なお守りにして胸に [03:29.40]抱きしめておくよ [03:41.25]星が降る 真夜中に 二人きり 企んで舟を出す 大海原へ [03:53.13]好きな名前つけくれ この夢にもう一度 [03:59.30]『夢だ』ってそう君は 言ってくれたから [04:39.15]一つだけ 星が瞬く夜に [04:44.78]思い出す 君が口ずさんだメロディー [04:50.45]迷ったり 自分を信じられなくなる度に光る [04:59.52]そして 教えてくれる 未来は運命に導かれ変わっていく [05:09.59]君と逢えた僕のように [05:13.44]一つだけ 諦められないもの [05:19.02]愛しく感じたら [05:24.70]さあ ヨーソロー進もう