[00:00.000] 作词 : ナブナ/n-buna [00:00.000] 作曲 : ナブナ/n-buna [00:00.000]毒を飲み込む前に [00:04.895]五畳の一間で、夏を見下ろすように [00:13.131]あの日のことを思っている [00:20.239]春の河原の前を歩いたあの日は、 [00:44.775]夜を忘れるような陽の射す朝で [00:53.616]河川のベンチには眠る、誰か。 [00:59.492]まるで黒檀だった。黒い髪、眠った春がいた。 [01:05.046]啊..... [01:05.464]まだ心臓に残ってる毒が、 [01:08.282]嗚呼、狂ったみたいに胸を突いていた。 [01:11.880]咲いて snow white 今日も笑って泣いてもう、 [01:16.282]もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら [01:21.617]最低な、愛な、甲斐性なしな論理で [01:25.537]もうちょっとだけ忘れる努力とか [01:39.373]毒を飲み込む前にあの頃のことを [01:50.910]人並みにもなれずに歩いた僕の、今までのこと。 [02:05.379]嫌いになったのは夢と明日。 [02:10.897]誇れるものなんて肥大した自尊心だけだった。 [02:16.158]春に出会ったあの人の顔だけ。覚えてる筈が胸に霞んでいく。 [02:23.316]そうだ snow white 泣いて 気取ってないでもう、 [02:27.252]もういいよ、貴方の記憶なんか笑ってを振れよ [02:33.003]最低だ 死んでしまうなら今日だと思った [02:36.521]もうずっと誰に期待もされぬまま [02:41.814]水差しを窓に置いて くすねた毒を注いで 乾いた紙に綴った [02:49.655]結局僕には何もなかった [02:52.095]全てが虚しくなって 紙切れを空に放って 毒水を口に含んだ [02:58.761]貴方のことを思い出した。 [03:02.619]snow white 泣いて笑って憂いて [03:06.021]もうなんで貴方の眠ってる顔が浮かんで消えなくて [03:11.724]最低だ 最低だ 最低だ [03:21.599]咲いて snow white どうか笑って泣いてもう、 [03:24.643]もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら [03:30.180]最低な、愛な、甲斐性なしな論理で [03:33.657]もうちょっとだけ貴方を探せたら [03:38.198]もう一歩だけ歩いてみれるかな [03:43.886]啊..... [04:08.838]毒を吐き出すように