[00:30.360]もうずいぶん経ったなぁ [00:33.310]こんな時間に [00:36.610]現実感もない [00:38.780]寝不足になったような感じで [00:42.990]天井を見つめながら [00:46.180]君の温度を思い出していた [00:49.960]多くを欲しがったら [00:52.970]揺らぐバランス [00:56.280]崩した向こうには [00:58.660]僕らの抜け殻と闇 [01:02.700]本当に堕ちていったなぁ [01:05.860]起き上がるのもイヤになるよな [01:11.120]大切にしたくて [01:15.250]言葉で縛ってがんじがらめ [01:19.990]絡まった中には [01:23.020]君の影も見当たらない [01:29.780]守ろうとした手のひらで [01:35.160]握りつぶしてしまうよ [01:40.100]ただ君がいればいいのに [01:45.060]こらえ切れずこぼしていた [01:49.760]夜が少し遠くなっていた [02:03.960]いつだって茶化しては [02:07.850]からかいあっていた [02:10.130]はずなのにいつの間にか [02:14.160]冗談に聞こえなくなって [02:17.460]気付けば君は泣き出していた [02:21.080]散々迷ってさ [02:24.110]君が選んだ [02:27.150]サボテンだってそう [02:30.240]簡単にダメにしてしまったなぁ [02:34.560]愛情を注いでいれば [02:37.670]花も咲くと信じこんでいた [02:42.280]思えばそうだ僕は [02:46.600]鏡越しの自分を見ていた [02:51.080]君が見ていたのは [02:54.250]紛れもなく僕だったのに [03:00.960]差し込んだ月明かりは [03:06.290]僕の前で消えてくよ [03:11.100]ぎこちなくてもいいから [03:16.100]そっと抱きしめられたなら [03:20.810]夜がひっそり座り込んでいた [03:42.890]守ろうとした手のひらで [03:48.330]握りつぶしてしまうよ [03:53.630]ただ君さえいればいいのに [03:58.040]こらえ切れずこぼしていた [04:02.720]夜が少し動き出していた