[00:13.000]どれだけの時を過ごしてきただろう [00:19.148]いくつの世界を旅してきたんだろう [00:25.160]数えきれないほど流れ通り過ぎていた 空と星 [00:34.004]けれど、その中には いつだってお前が居た [00:42.367]お前の笑顔があった [00:46.000]「私は大丈夫だから」 [00:50.750]あの日、優しく微笑んで言った お前の言葉 [00:59.800]気の遠くなるほど長い長い時間過ぎても [01:04.800]決して消えることはなかった あの言葉 [01:12.500]分かっていた あれはお前の優しい嘘だと [01:22.010]俺を前に進ませる為の優しすぎる嘘なんだと [01:30.700]それでもあの時 俺はお前のその嘘に縋ってしまった [01:42.859]優しさに委ねてしまった [01:56.100]悲しみに打ちひしがれた夜があった [02:01.100]苦しみに悶える冬があった [02:05.720]幾つもの季節を巡っても [02:09.800]どれだけの優しさを注がれても [02:13.900]決して脱ぐことの出来ない 後悔があった [02:21.200]もちろん、分かっていた [02:25.200]お前が決して俺を責めたりしないだろうということは [02:33.200]それでも、繰り返される時間の中で [02:39.500]罪の意識はずっと消えることはなかった [02:47.800]けれど、数多の世界を旅してた今 [02:55.000]俺はようやく気付くことができた [03:01.800]暗闇の中に自分がどこにいるのか [03:07.800]どこへ行くのかもしれない [03:10.500]旅路の中、いつだって側に居てくれたのは [03:18.000]あいつら、大切な仲間たちと そして、お前だった [03:28.600]けっして尽きることのない お前への思いだった [03:35.600]あいつらが居てくれだから [03:39.000]彼女が背中を押してくれだから [03:43.700]そして、お前がずっと俺の中に居てくれだから [03:50.500]だから俺は今 またこうして歩き出すことができる [03:59.500]俺の中に息づくお前の存在が 俺に勇気をくれる [04:08.400]「全く、何をしているんだ」 [04:12.000]きっと、お前はそう言うだろうな [04:17.000]無理もない 俺だってそう思う [04:22.000]それでも、この思いだけは決して消すことはできないんだ [04:29.500]これまで流れた多くの涙も 流された血でさえも [04:35.600]お前へのこの思いだけは [04:38.600]決して洗い流すことはできなったのだから [04:45.400]だから俺は今 もう一度目指そう あの扉を [04:57.000]過去と未来 奇跡と運命が交差する あの扉を [05:06.400]そこに辿り着くにはまた  [05:09.300]気の遠くなるほどの時を 過ごさなければならないかもしれない [05:15.500]幾つもの世界を 旅しなければならいかもしれない [05:22.500]それでも、もう迷いはしない [05:29.000]今の俺ならば どれだけの時を重ねても [05:35.800]幾つの世界を渡っても [05:38.800]きっと、辿り着くことが出来るはずだ [05:45.800]もう一度、始めることが出来るはずだ [05:52.800]それが俺の、俺達の選択した道だから [06:03.500]だからもう、優しい嘘はいらない [06:09.500]待っていてくれ  [06:12.000]いつかもう一度巡り会えるその日まで [06:18.500]新しい過去と そして、未来が始まるその日まで