[00:00.000] 作词 : マイナスP [00:01.000] 作曲 : マイナスP [00:11.09]編曲:マイナスP [00:21.54] [00:32.73]赤い影に 誘われて [00:35.17]意識の淵で 我に返る [00:37.24]世迷言(よまいごと)は 泥濘(でいねい)に沈む [00:40.35]只 只 只 眺めていたんだ [00:43.03]紅を挿(さ)して 夢衣(ゆめころも) [00:45.75]五月雨(さみだれ)の都に浸した [00:47.90]つたう露も 渇くほど [00:49.88]火照る肌は 救われぬ [00:53.81]華は散りとて世は回るる [00:59.08]憂(う)き背中は 悲しきかな [01:03.33]この胸を締め付ける 儚さの香(か) [01:09.30]風は立ち民は我れ先と [01:13.91]ハイカラに染まる町を横目に [01:19.27]我は此所(ここ)で 灰に成る [01:24.37]桜吹雪 ハラハラ舞い散る度 [01:30.24]患(わずら)うが如(ごと)く 君想う [01:34.80]通り過ぎた季節を血で染めて [01:40.18]生命の意味を刻む [01:45.59]命果てる其(そ)の日迄(まで) [01:50.49] [02:12.57]籠の中の鳥の如(ごと)く [02:17.69]色街(いろまち)慕情を鳴く [02:23.27] [02:54.95]革新的なデモクラシー [02:57.67]世俗が決めた囲いの中 [02:59.86]気後(きおく)れした人々が集う場所 [03:03.16]傾城(けいせい)町二番通り [03:05.60]冗句(じょうく)のような一夜にも [03:08.23]氷のこゝろは踊らない [03:10.45]この体を通り行く情欲など [03:14.65]あてにならぬ [03:16.21]嫌なニウスもどこ吹く風 [03:21.39]捨てた本音は 藪(やぶ)の中 [03:25.73]この胸を締め付ける 刹那(せつな)さの音 [03:31.67]風は立ち 民は我れ先と [03:36.43]ハイカラに染まる町を横目に [03:41.74]我は息を止めてゆく [03:47.06]桜吹雪 ハラハラ舞い散る度 [03:52.82]患(わずら)うが如(ごと)く 君想う [03:57.32]ふと渇いた慕情を掬(すく)い上げ [04:02.64]人目忍び慰める [04:07.85]命果てる其(そ)の日迄(まで) [04:17.74]