[00:12.088] いつでも生きがいなんだって自慢してたものを [00:16.391] 失くしてから100日間ずっと自分を憎んでいた [00:21.261] 果てしなく冷たい雨のなかで [00:23.983] 君が差し出した傘も受け取れずに [00:27.791] 震えていた [00:29.322] ねぇどうしてなんだよ [00:31.749] 幼すぎたから愛し抜けなかったサヨナラばっか [00:36.425] ちっぽけな心臓に突き刺さったままで [00:40.685] 泣いても哭いても壊せないんだ [00:44.668] 生きることは失うこと わかっちゃいるけど [00:49.388] 100万枚撮りのフィルムが [00:51.722] ひとつだけ在ったなら僕は [00:54.346] 君を100万回焼きつけてしまうだろう [00:58.530] なぜ君だけ離れない [01:00.992] なぜ君だけが離せない [01:03.569] どうしようもなく頬へ [01:07.170] あふれた涙は温かかった [01:09.864] [01:10.810] ねぇ ひたすらに正直に生きようとするほど [01:16.670] わからなくなるよ [01:19.169] 誰かが諦めた昨日ですれ違い消えた灯(いのち)が [01:23.925] あの日「死にたくない」って泣いていた [01:27.541] そう 神さまがきっと僕らに拵(こしら)えた幸せなんて [01:33.391] 人間(ひと)の数の10分の1さえ無いってのに [01:36.944] それを奪いあって殺しあうだけの存在証明(Raison d'être) [01:42.981] そんな世界でもまだ足は進もうとしてる [01:48.449] 365日間 綴り続けた恋文のよう [01:53.810] 掌は想いのすべてを映しだすから [01:58.129] 「あしたは晴れるといいね」 [02:00.370] ───もう一度信じてみたいんだよ [02:03.087] 小さな傘の下 震える君の手を握りながら [02:09.565] 一番僕が怖れてるのは [02:12.642] 誰かに嫌われることじゃない [02:15.144] ボロボロでも進もうとする君を見ても [02:20.469] 涙さえ流せなくなってしまうことなんだ [02:29.305] ——music—— [02:46.287] もしも世界中が君に絶望して雨が降るなら [02:51.465] 今度は僕が傘を差し出してあげたいよ [02:55.842] 365日間 綴り続けた手紙は [03:00.703] もうぐしゃぐしゃで汚れちゃったけど [03:03.461] いつか渡すその日は [03:07.331] どうか笑い飛ばして欲しいんだ