スケートボード もういらないって差し出されたものは 昔2人で拾ったスケートボード 必要ないのは僕との思い出なのか? そう思うと寂しかった いらなくなったわけを知りたかった こっち向いてよ僕の目を見てよ 寄り添うように刻んだ 名前は消えかかってた君の記憶もそうなの 上から強く刻んだ 名前指で謎っては何度も君を呼んでみたんだ 忘れないでいて欲しかった 君にずっと持っていて欲しかった 消えてしまって私だけの思い出になるのは寂しかった そっけない態度になってしまってた 結局君にさようならは言えなかった 小さな両手で刻んだ おぼつかない字を何度も鉛筆で下書きして 力込めて刻んだ 名前が隣にあるただそれだけで嬉しかったんだ 君んちだった空家になっていた 叫んだ何度も君の名前を叫んだ やっといま気がついた 君が走り去った後地面が濡れてたわけを 深く深く刻んだ 言えなかったさようなら君の名前に向かって叫んだ