[00:00.000] 作词 : Miyazama Kazufumi [00:01.000] 作曲 : Miyazama Kazufumi [00:16.21]毎日毎日、君に手紙を書いているんだけど、 [00:20.25]なぜか出せないままでいる。 [00:23.10]なにかと世の中、回るのが早くて、 [00:26.11]昨日書いたものが、今朝にはもう白けて映るんだ。 [00:29.98]急いで君に伝えたいことがあるわけじゃないし、 [00:33.25]君が元気なのを僕は知っている。 [00:37.10]ただ、こうして便箋にペンを泳がせ、 [00:40.46]行間でお茶を入れては、日々の生活の隙間を埋めている。 [00:46.62]生きているから時間が過ぎていくのか、 [00:49.01]時間をつぶすために生きているのか、 [00:51.64]時々それが判らなくなる。 [00:53.65] [00:58.05]たまぁに、人の顔が動物に見える時はないかい? [01:01.97]先日、飲み屋の客全てが、いろんな動物に見えてきたんだ。 [01:06.44]そこはもう、鳥獣戯画の宴のよう。 [01:09.88]気味が悪くて、すぐ部屋に帰ったんだけど、 [01:13.16]鏡に写る自分の顔を見て、やけにフケてきたなぁって思ったよ。 [01:18.07]猜疑心と達観の間で、妙な顔色をしている。 [01:22.60]人を傷つけた分だけ心が濁っていくのが、よく判るんだ。 [01:27.66]ところで、嘘をついた時ほど寝つけない夜はないけど、 [01:32.05]眠れない夜こそ自分に素直になれるっていうのも、おかしな話だよね。 [01:37.98]Now I'm just standing here Winds rage upon me [01:42.99]Though I'm the only one I go on singing new songs [01:48.09]Now I'm just standing here Winds rage upon me [01:53.13]Though I'm the only one I go on singing new songs [01:59.88]近頃、自分の周りでも世間でも、嫌なニュースばかりが飛び込んでくるよ。 [02:05.46]そんな時は、柳の木の下で、まるで、みの虫のようにじっと待つしかないんだ。 [02:11.29]風が止むのを待つのは、すごく長く感じるけど、 [02:15.11]別に何も失うものはないし、 [02:17.10]鼻クソほじってたって地球は回ってるよ。 [02:20.54]それにしても、お気楽な音楽が蔓延してて、まるで公害のようだね。 [02:26.39]この巨大な渦の中心にいるのは、いったい誰なんだろう。 [02:30.37]きっと、誰もいやしないよ。 [02:32.86]今は風が止むのを待った方がいい。 [02:35.77]その間に僕らはナイフを研いでおくべきだ。 [02:38.44] [02:40.39]本当は、君も僕も人前に立つべき人間じゃないのかもしれない。 [02:45.90]きっと、僕らの夢を完璧に為し遂げてくれるシンガーが出てきたら、 [02:50.06]僕はギターとマイクを置いて、そいつの歌に夢中になってるかもしれない。 [02:53.92]僕はただ、音楽を愛していたいだけだ。 [02:57.99]ロックンロールに、こめかみを撃ち貫かれたいだけなんだ。 [03:03.88]Now I'm just standing here Winds rage upon me [03:08.94]Though I'm the only one I go on singing new songs [03:14.01]Now I'm just standing here Winds rage upon me [03:19.04]Though I'm the only one I go on singing new songs [03:24.10]Now I'm just standing here Winds rage upon me [03:29.15]Though I'm the only one I go on singing new songs [03:34.22]Now I'm just standing here Winds rage upon me [03:39.27]Though I'm the only one I go on singing new songs [03:46.64] [04:29.55]人々はもう、ロックンロールなんて必要としていないのかもしれない。 [04:35.21]だけど、ロックンロールは決して死ぬことはない。 [04:39.09]僕は、そう思いながら生きている。 [04:42.50]誰かが僕を愛してくれるなら、 [04:44.76]その全ての人を道づれにしたいと思ってるんだ。 [04:49.45]ロックンロールの限り無き、うねりの中へ。 [04:53.51]君も一緒に行かないかい? [04:55.45] [04:57.26]今度、電話でもするよ。