[00:05.00]難破津に咲くや この花 冬ごもり [00:09.73]今を春辺と咲くや この花 [00:18.00] [00:36.04]もろともに あはれと思へ山桜 [00:41.27]花よりほかに 知る人もなし [00:46.12]久方の 光のどけき 春の日に [00:51.69]しづ心なく 花の散るらむ [00:56.21]花の色は うつりにけりな いたづらに [01:02.66]わが身世にふる ながめせし間に [01:06.69]人はいさ 心も知らず ふるさとは [01:12.06]花ぞ昔の 香に匂ひける [01:16.97]春过ぎて 夏来にけらし 白妙の [01:22.51]衣ほすてふ 天の香具山 [01:29.02] [01:38.22]夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを [01:43.42]雲のいづこに 月宿るらむ [01:48.60]今来むと いひしばかりに 長月の [01:53.83]有明の月を 待ち出でつるかな [01:58.35]滝の音は 绝えて久しく なりぬれど [02:05.02]名こそ流れて なほ聞えけれ [02:09.10]村雨の 露もまだひぬ まきの葉に [02:14.25]霧立ちのぼる 秋の夕暮れ [02:19.22]このたびは 幣もとりあへず手向山 [02:24.61]紅葉の锦 神のまにまに [02:33.36] [03:00.76]かささぎの わたせる橋に おく霜の [03:06.22]白きを見れば 夜ぞふけにける [03:11.24]天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ [03:16.53]をとめの姿 しばしとどめむ [03:21.52]花さそふ 嵐の庭の 雪ならで [03:26.94]ふりゆくものは わが身なりけり [03:34.64] [03:42.49]咲くや この花 [03:47.76]神のまにまに [03:52.85]咲くや この [03:57.87]神のまにまに [04:00.38]咲くや この花... [04:08.14]