電解質の世界 作词 : azuki 作曲 : ZUN 编曲:kaztora 言葉の雨に打たれ 傘もささず沈んでいき 辿りつく海の底へ この世は全てが嘘で 此処には全てがあるんだ 偽りのヴィジョン越え 初めて出会った少女の手は とても温かく 嘘だらけのこの世の中で リアルだった 0と1だけの世界の端で 出会った私とあなたは 終わらぬ旅の解答を 嘘のテクスチャー重ねて誤魔化した いつか辿りつく扉ですら 歓迎してくれないだろう 伝わるものは 温もりを確かに感じる右手だけ 明日なんて未来の事 分からなくて当然でしょうよ 神様とかいない ここではない どこでもない 見上げた空濁って 声が聞こえた 「ここは楽園」 何がシアワセか 私は知らない 錆びついた少女の手は どこかぎこちなく 全てを受け入れる世界を 目指した 0と1だけの世界の端で 別れた私とあなたに 全て教えた神様は 電子の海へ沈んで消えて行った 伸ばした右手にかすりもせず 世界は瞳を閉ざした 遺されたのは ありのまま一人きりで笑うガラク 足元から崩れゆく 世界を眺めている この曖昧な景色ですら 海に沈んで... 0と1だけの世界の端で 出会った私とあなたは 世界の揺らぎを広げると 分かってた上で互いの手を取った 電子の世界の扉はもう 決して開きはしないだろう 遺されたものは 使い道のない未来への鍵と 温もりを忘れられぬ右手だけ