[00:00.00]Minstrel's Song [00:41.31]青年は憧れた だだっ広い世界に焦がれた [00:45.65]寂びた声で終始 夕日背に歌うのさ そよぐ様に [00:50.92]陰のある面影で 剥き出しの言の葉で [00:56.25]鼓膜を揺さぶる 温和な響き [01:02.07]繰り返す日々に飽いたこと この胸に穴が空いた音 [01:06.98]息苦しくなり焚いた炎 眺めた夜 [01:11.08]咳き込んで消えた旋律 虚しくも悔しくもない [01:16.91]いつかまたどこかで奏でるだろう [01:21.11] [01:21.59][02:42.10][04:02.91]きっと絵空事そのものを求めて [01:26.15][01:46.43][02:47.02][03:07.22][04:07.87][04:27.98]果てない旅 終わりない路 [01:31.51][02:52.02][04:12.94]風は凪ぎ 手招いた 途切れぬように [01:35.76][02:56.46][04:17.30]まだ見ぬ世界 数多の軌跡 [01:41.72][03:02.45][04:23.11]きっと絵空事そのものを求めて [01:51.17][03:12.34][04:33.15]幾百の海を越え 幾千の空を越えて行けるかな [02:02.15]向かうべき場所などは始めからない [02:07.25]宛てのない行き先をひたすら流離う [02:12.08]砂漠にはオアシスがあり蜃気楼がある [02:17.28]大河には文明があり 暮らしがある [02:21.81]皮肉にも枯れた芽に朝露が寄り添う [02:27.79]肝心な時にはない 運命のいたずら [02:33.59]命は儚く美しく あるがままに生まれては去りゆく [03:23.04]東には無限の蒼天があるという [03:25.87]西には音の泉が湧くという [03:28.08]心はいつの間にか悟り啓いた ミンス卜レル [03:33.17]南には空色の海があるという [03:35.73]北には満天の星が住むという [03:38.19]その全てをこの目で見たいんだ [03:43.26]天の川の清流 オーロラと箒星 [03:48.37]雲抜けた世界樹の頂上へ [03:53.85]雪原の向日葵 あらゆる絵空事 [03:59.34]在りもしないことと知って