[00:05.67]切れかけた街灯に照らされて [00:08.09]明滅繰り返す人々の影 [00:10.84]ゴムの匂いと空気の湿り気 [00:13.47]静寂と呼ぶにははなはだ多弁 [00:16.15]したがって定まらぬ視点 [00:18.44]星を滑って東北に流転 [00:21.07]蛾が群がってどうせ無駄だって [00:23.75]夢に焼け落ちてあとは何もねえ [00:27.85]行き先のない乗車券 [00:30.65]此岸の終わりの夕景 [00:33.28]地球の裏の荒野へ [00:36.06]早く連れてってくれ [00:38.60]夏の庭に犬の骨 [00:41.35]死屍累々の日付 [00:43.87]それを踏んづけて明日へ [00:46.66]気管支炎の音符で [00:49.35]血を吐くまでは歌え [00:51.93]放射状北の山背 [00:54.55]そこに咲いた花でさえ [00:57.30]冒涜は許されて [01:00.25]体内に発车の汽笛 [01:02.97]血液は逃避の路线 [01:05.51]旅立っては 近づいて [01:08.20]离れてくのはどうして [01:10.89]苛立ちは尚叫んで [01:13.52]ひび割れた今日の风景 [01:16.16]地表にうがつささくれ [01:18.80]二月は无垢な难破船 [01:21.64]スピードと摩擦 [01:24.26]内臓を焦がして