[00:02.79]編曲:テヅカ [00:08.70] [00:20.53]空積まれた あの 雲の味は [00:25.03]きっと 甘くて 切ない [00:27.57]そう サイダーに似ている [00:30.22] [00:30.31]「今年の夏 やり残すときっと [00:34.86]来年の夏もやり残す」なんてさ [00:38.91] [00:39.23]目を開けた私の前には [00:41.74]陽炎が、去年と変わらない風景が、 あるのに [00:47.96]街ごと一人飲んでた透明なサイダーに透かして [00:52.02]くまなく見渡していても [00:53.99]そんなあいつだけがどこにもいなくて [00:56.71] [00:57.24]雲より高く昇る泡と浮いた [01:03.72]でももう届かないんだね 君に [01:12.85] [01:12.89]「溶け出した誰かの涙の分だけ [01:17.67]近くなった気がした」 なんてね [01:21.70]わかってるよでも [01:23.29]まだ 君が私を呼んでいる気がして [01:26.93] [01:27.21]そして振り向いてしまう瞬間に [01:32.03]不意に、風に吹かれたら [01:39.63]自分の長い髪で何も見えない [01:51.07] [01:54.27]見えないんだ [01:56.86]帰りの道に [01:58.66]揺れる陽炎 [02:01.70]君の笑顔 [02:03.05] [02:03.56]あ、アスファルトと雨と [02:06.22]焼けた匂い [02:07.75] [02:08.24]受け止めるべきだ [02:10.65]いつか、当たり前になることを。 [02:14.05] [02:15.76]傘忘れる必要もない [02:22.73]長い髪にしている必要もない [02:26.93] [02:27.43]辛いだけなら [02:29.95]こんな髪なんて切ってしまって [02:32.98] [02:39.14]記憶 踊る サイダーの泡と音 [02:42.73]辛い時思い出してって [02:45.93]その虹を透かしてみせた 君と目があう [02:50.99] [02:52.62]短くなった髪の隙間から [02:58.07]見える 君といた夏が教えてくれたこと [03:03.47]いつか全て終わり過去に変わるとしても [03:07.65]あたし そうずっと [03:09.40] [03:09.90]鮮やかな凪いだ夏の一景 [03:13.47]「通る夕立はすぐ止む」って [03:18.27]笑っていたことさえも忘れてないよ。 [03:21.81]二人のくだらない秘密だった [03:24.90]あたしときみだけの虹色サイダー [03:31.05]一人翳してた [03:36.33]これから 笑うから [03:41.22] [03:43.89]あなたの様に [03:45.99]この灼熱の季節で