[00:02.43]丘の上の白い塔は 遠い海を望む処(とこ) [00:10.44]ひとり島に残り暮らす 私の待つ処(とこ) [00:18.26]光追うは船の行方 回る筋は道標 [00:25.89]夜ごと灯す火で(まわれ光) [00:28.30]照らす海に(照らせ光) [00:29.88]待ち(届け光)焦がれるは君の唄(この唄) [00:33.60]旅立ちの朝(旅立つ朝)に二人 愛の歌唄えど [00:41.13]雫の玉たち 野原を泳ぐ 鳥のように [00:48.90]「さよなら」と 叫び走り出す [00:53.25]私の手を掴み(抱きしめたら) [00:57.21]海色の(塔の) 鍵を(見せ) [01:01.24]そっと握らせた [01:08.98]白い塔に 上るのは [01:12.97]君の旅路を照らすため [01:16.75]行く先 示せれば どれほど安らぐだろう [01:24.71]丘の白い塔は 海を見つめる いつまでも [01:32.60]大きな手を振り舞う [01:36.33]届かない私達の想い乗せて [02:14.42]あの時(晴れた日) [02:16.30]旅立ちとうと(あなたは) [02:17.97]私に(抱き寄せ) 囁いたの(口づけ) [02:21.61]何故?(何所へ) ただ(何のため) [02:23.59]死を 賭け(死を賭けて) [02:25.55]離れ(あなたは行くの?) 「何所行くの?」 [02:31.10]Ha---(未知の不安 抱いて?) [02:38.94]Ha---(絶望の 島へ?) [02:46.69]Ha---(夢護り残る) [02:53.87]だから今ひとり… [03:03.31]丘の上の白い塔は 私の弱い心を [03:10.83]碇と鎖で(ここでひとり) [03:13.80]つなぎ止めて(丘でひとり) [03:15.40]閉じこめておく(島にひとり) [03:16.96]白い檻(この檻) [03:18.61]なけなしの 勇気集め [03:22.18]鎖巻き上げても [03:25.96]碇の先を 水面まで 引き上げられなくて [03:34.24]いずこにも 行けない船漕ぎ [03:37.83]どれだけあがいても [03:42.12]動けない(こころ) 一人(ただ) [03:46.14]ずっと泣くのだろう [03:54.88]きみにあいたい… … [03:57.84]光の中 走れたら 君の元へすぐ行くのに [04:05.63]どれほど 叫んだら 振り向いてくれるだろう [04:13.67]丘の白い塔の 光になりない 夜には [04:21.36]君と想い繋ぐ この塔の中で一人 唄を待つ