「神よ 我を許したまえ」と 罪に堕ちてゆく 虚(うつろ)ろな灰色の壁の中 冷たく朽ち果てた理性の箍(たが) 迷える子羊は 困頓と涙も枯れ 禁じられた願いを呼び覚ますよに 欲望の声喚(わめ)かせた 罪深き痣(あざ)を重ね 今 宿る悦(よろこ)び 蒼白く差し伸べる手は 天使か?悪魔か? もの言わぬ愛に縋(すが)り眠る 鳴り響く哀悼詩(エレジー) 狂おしく想えば叶う命(モノ) それを望むのなら差し出しましょう 彷徨う子羊は 恍惚(こうこつ)と愛に満ち 禁じる事を知らずに今宵もまた 快楽の声喘(あえ)がせた 嘆きの悲鳴は今日も 何処かで奏でられ 赤く漲(みなぎ)る血を打つ拍子(おと) 夢か?現(うつつ)か? もの言う愛には捧げ給へ 悲劇の人形(ガラティア) 操られている"人形"は・・・誰? 嘆きの悲鳴は今日も 何処かで奏でられ 赤く漲(みなぎ)る血を打つ拍子(おと) 夢か?現(うつつ)なのか? 罪深き痣(あざ)を重ね 今 宿る悦(よろこ)び 蒼白く差し伸べる手は 天使か?悪魔か? 全て捧げるは永遠のため 鳴り止まぬ哀悼詩(エレジー)