作曲 : 丘咲アンナ 作詞 : 丘咲アンナ いつもより少しだけ 遠くまで見渡せるような 朝霧に写し出す 貴方の形  ざわめきを携えて 春が来るのを待っている 変わりゆくこの街で 真昼の月を眺めながら まぶたの熱を掬って 笑いかけるその振動を 覚えているから 涙あふれて さようならの言葉だけ 潮騒に溶かせるならば 幻影を振りきって 再びの地へ 歩き出すの 羽ばたき方を忘れて 立ちすくむ小さな鴎に いつか届けよう 空のぬくもり 嗚呼 過ぎ去りし歳月に それでも生命は煌めく 巡り会う日まで 彷徨いの旅へ