[00:39.95]あゝ 貴方の往く道が 私の進む道 [00:50.34]ひそかに心に刻む [00:55.87] [00:56.50]さう 肩を並べ歩く [01:01.57]日暮れの九十九折(つづらおり) [01:07.32]このまゝ果てなく共に [01:12.19] [01:12.76]もし 此の先 月さへ翳る時は [01:18.15]火を私が点して [01:22.88] [01:23.32]明々(あかあか)と燃ゆる松明(たいまつ)よりも [01:28.85]熱き 常盤に消へぬ想ひ [01:34.01]貴方の悲願(ねがひ)が あまねく国中に [01:40.16]届く日まで貴方を支へたひ [01:45.36]劇(はげ)しき雨に遭おうとずつと [01:51.90] [01:59.82]あゝ 心の火は あの日貴方に出逢ふまで [02:10.22]静かな埋火でした [02:15.83] [02:16.46]さう 燃え移るが如く 目覚めし吾が焔(ほむら) [02:26.81]貴方の誠の為に [02:32.23] [02:32.74]もし 此の世が 儚き仮初(かりそめ)でも [02:38.14]此の決意は尽きなひ [02:42.83] [02:43.26]煌々(こうこう)と光る燈火よりも [02:48.85]明(あか)く常盤に強き誓ひ [02:53.99]真心だけしか此の手になひけれど [03:00.31]引き返せぬ此の道 ついて往く [03:05.52]遙かに見ゆる朝陽が許(もと)へ [03:11.96] [03:27.06]言葉に出来ずとも 見つめた眼には [03:33.33]炎がそつと揺れるゆゑに 私は歩いてく [03:41.48]どんな約束より揺るぎなき契りを [03:47.62]きつと守る 命懸けて [03:51.63] [03:52.12]明々(あかあか)と燃ゆる松明(たいまつ)よりも [03:57.82]熱き 常盤に消へぬ想ひ [04:02.99]貴方の悲願(ねがひ)が あまねく国中に [04:09.18]届く日まで貴方を支へたひ [04:14.48]劇(はげ)しき雨に遭おうとずつと [04:21.52] [04:22.35] [04:37.04]