[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:02.44] [00:02.45]真夜中 [00:05.70]二時を過ぎ [00:08.92]誰もが眠りに付く宵に [00:16.18] [00:16.48]二人は連れ立って [00:22.98]今町を抜け出す [00:31.41] [00:43.56] [00:59.44]「ねえ、メリー」 [01:01.16] [01:01.48]それはありふれた [01:05.49]いつもの囁きからはじまって [01:10.93]どこか曖昧さを帯びた [01:15.63]そんな視線が心地よいかもね [01:20.84] [01:21.20]「ねえ、何処へ?」 [01:22.79] [01:23.09]それはわかりきった [01:26.94]いつもの囁きからはじまった [01:32.06]凛と心に響きつつも [01:36.87]どこかいつもより頼りなく [01:42.70] [01:42.85]夢の話を聞かせてよ [01:47.42]そこから始まる旅がきっとあるのだからね [01:52.74]そうしてまた地図を片手に [01:59.47]冥い街の片隅から [02:01.24] [02:01.43]二人は夜を駆ける! [02:04.00] [02:04.15] [02:04.46]めぐりめぐる星空の下 [02:09.88]夢を現に変えるために [02:14.88]夢に非ずして夢を違えれば [02:20.24]この世界も夢に還る [02:25.06] [02:25.19]手を取り合って [02:28.11]二人で一つの舞台 [02:31.34] [02:31.50]頭上には十六夜の月 [02:36.87] [02:42.24] [02:47.48]いつもの日常がときに [02:53.15]どこかしら退屈なものに見えて [02:58.52]だから探したいのかしら [03:02.89]御伽噺のその向こう側を [03:08.64] [03:08.88]成り行きに任せゆくままに [03:14.68]全てが偽物に変わってゆく [03:19.47]もはやこの言葉でさえも [03:24.66]信じることが恐ろしいの [03:30.52] [03:30.76]天高く照る月は [03:35.51]それでも本物であって欲しいと願いつつ [03:40.62]限りなく縮めていく距離 [03:45.89]ほかの誰よりも何よりも [03:49.33] [03:49.48]“純粋”に近づく。 [03:52.18] [03:52.30] [03:52.37]めぐりめぐる星空の下 [03:57.81]偽りのないものを探すために [04:03.11]全てがどこか無機質なのは [04:08.03]合成だらけの世界だから? [04:12.88] [04:13.35]手を取り合って [04:16.08]二人で一つの舞台 [04:19.19] [04:19.39]観客は要らないよね [04:24.64] [04:30.20] [04:34.82]止まない [04:34.83]胸の内のざわめき [04:34.92]いつかは遠いところへ [04:37.53]二人で行きたいよね [04:40.63]ねえ… [04:40.73]ねえ… [04:41.91]“これからも傍にいれるよね?” [04:42.01]“これからも傍にいてよね?” [04:45.63] [04:46.14]同じようで微妙に異なる言葉は [04:51.30] [04:51.66]夜に消え行く [04:55.83] [04:56.04]そして [04:57.02]めぐりめぐる星空の下 [05:02.16]めぐりあわせた二人は今 [05:07.36] [05:07.54]明日へと進む [05:10.58]その先に待つ [05:12.51]全てを追い求めながら [05:17.62] [05:18.18]手を強く握って [05:20.68]二人で一つの世界 [05:23.87] [05:24.04]密やかなる冒険は [05:29.60]密やかに幕を開ける [05:35.06]