[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:28.21] [00:38.95]かつて、純真に碧かったのは [00:45.11]私と彼方、どちらだっただろうか? [00:51.00] [00:51.95]解答を返さない幻想郷の [00:57.15]果てを見たかった [01:03.19] [01:06.31] [01:15.78]見下ろす風景に [01:18.66]もはや興味はなく [01:21.30] [01:22.04]かつての知己も全て過去の者へと、 [01:28.70]うつろわずにはいられないのだ。 [01:33.31] [01:33.97]全てが、変わりゆく。 [01:39.51] [01:40.45]…私といえば、ここで。 [01:43.90]…高きを極め。 [01:45.22] [01:45.92]独り静かに、そっと天を仰ぐ—。 [01:55.60] [01:56.36] [01:58.88]この場所ならば、 [02:03.60] [02:04.40]彼方の事がわかる気がした。 [02:10.27] [02:10.86]そんな幻想をどうか抱かせて欲しい。 [02:22.87] [02:23.02] [02:23.60]遙かな [02:25.23] [02:26.05]見上げる天空に [02:28.75] [02:29.47]私であったものを捧ぐ [02:35.15] [02:36.07]唯一つ [02:39.72]うつろわざるものへと向けて。 [02:47.83] [02:48.02] [02:49.50]為しえる事がもう、それ以上ないなら、 [02:55.88]きっとそれは完結なのではないか? [03:01.68] [03:02.48]星はきっとまた昇るだろう。 [03:07.95]罪の意識も薄らぐだろう。 [03:13.47] [03:14.27]抗えぬ想いに押しつぶされてしまう。 [03:20.47]醜い現実に眼をつぶってさえしまう。 [03:26.23] [03:27.11]時は残酷なまでに流れて。 [03:32.52]そして全て荒廃させる。 [03:38.22] [03:39.08]…どうやって、生きても。 [03:41.82]…どうやって、死んでも。 [03:43.73] [03:44.56]ああ、変わらずには居られないのだ! [03:54.02] [03:55.35] [03:57.07]最後に遺った、 [04:02.05] [04:03.04]変わらない全ての根源こそが。 [04:09.13] [04:09.73]この眼の前に、美しくも残酷に。 [04:21.20] [04:21.35] [04:22.16]遙かな [04:23.67] [04:24.45]変わらぬものに [04:27.21] [04:27.95]惹かれる自分がここにいた [04:33.67] [04:34.44]ああ、 [04:36.02]いつか変わり果てるこの身だとしても。 [04:45.50] [04:46.61]皆置いていってしまった。 [04:52.48]けれど、それでも。 [04:55.33]この幻想郷だけは。 [04:59.23]変わらずに在り続けるだろうと信じている。 [05:10.25] [05:11.11]この身を委ねよ、 [05:15.93] [05:16.87]彼方とともにあるならそれでいい。 [05:23.04] [05:23.74]…嗚呼、できるなら、此処で全てを迎えたい。 [05:35.18] [05:35.35] [05:35.97]遙かな [05:38.04] [05:38.23]変わらぬものを [05:41.12] [05:41.79]うつろわざるものを抱いて [05:47.54] [05:48.26]全てを [05:51.81]受けいれながら、私は此処に居る。 [05:59.71] [05:59.89] [06:00.75]遙かな [06:02.26] [06:03.03]見上げる天空に [06:05.73] [06:06.37]私であったものを捧ぐ [06:12.23] [06:12.87]唯一つ [06:16.80]うつろわざるものへと向けて。 [06:29.74]