Die Lorelei 作词 : 凋叶棕 作曲 : ZUN “なじかはしらねどこころわびて 己のおろかさを人はこころにわびる~” 聞こえないというなら拾い上げてでも 私の前ではもう歌しか聞かせない ちいさくてちっぽけで儚い命の私が “蛹”から生まれ変わったように あらたに生を受け この“歌”を得たからには 響かせよう、この歓喜の歌! ―何処まででも響けよ。 溢れだすこの歌声、もう歌しか響かせない! “…この歌の、秘められしくすしき魔力に魂もまよう。 これこそ私の仕業~” “うるわしおとめのいわおにたちて 小金などよりも人の味をさあいわおう~” 耳を塞がぬように目をつぶしてでも 私の前ではもう歌しか聞かせない 声も発せぬくらい翅を毟られた私が 羽を得て生まれ変わったように 誰が聞いていようと けして止めさせはしない 響かせよう、この混沌の歌! ―夜を越えて響けよ。 伝説の歌姫の名、この身に宿して歌えば! “…この歌は、音に聞くくすしき魔歌。 歌い止まず。これこそ私の仕業~” 誰も見向きもせず消える運命の私が 歌うことで命続かせるように 今この瞬間にも 私は生まれるのだから 響かせよう、この生誕の歌! ―生あるものの全てが。そのあること伝えるよう。 生まれたことを叫ぶよう! “…この歌に、みな憧れ天を仰げば。 夜雀の歌が、空を埋め尽くす。 これこそ私の仕業~”