[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:00.000] 作曲 : ZUN [00:00.000] [00:30.760]空 黒く染める [00:35.030]数多の紙片 そこに蠢く害意 [00:40.010] [00:40.060]かくも不吉な記事が [00:44.140]がなりたてる 身に覚えのない怪事件 [00:50.010] [00:50.510]何も知らない 何も知らない 嗚呼 [01:04.310] [01:07.760]誰かが見ている [01:09.590]私の一拳手一投足(為す事)全て [01:12.030] [01:12.090]そう [01:12.420] [01:12.470]どこかから監視(見)ている [01:14.410]けして許されることなく [01:18.110] [01:18.160]私が何を [01:21.280]叫んで訴えたところで [01:25.660]けして聞き入れられず [01:30.540]黒く濁った同胞(仲間)の目が注がれる [01:36.570] [01:40.150]過ごす眠れぬ夜 [01:42.470]東の国の悪夢 [01:44.760]何処にも逃げる場所などない [01:50.330] [01:54.660]羽がひとつまたひとつ [01:58.100]毟られゆく [02:00.360] [02:00.410]絡みつくはその悪意の手 [02:03.950]自由を奪う [02:06.300] [02:06.800]「事の真偽などどうだってよい」 [02:12.690]「面白くあればそれでよい」 [02:16.600]慰み者 [02:18.400] [02:18.440]味方するものなど [02:21.340]誰もいない [02:23.720] [02:23.770]拡散する網のよう [02:27.210]疎に失わず [02:30.050] [02:30.100]「疑わしきは"我ら"が利益に」 [02:35.940]「個の力など高が知れる」 [02:40.130]弱き者! [02:41.660] [02:41.710]尊厳も無く [02:43.190]真実も無く [02:44.650]ただ翻弄される [02:46.430] [02:46.480]それは [02:47.530]いつかの報い [02:48.760]いつかの恨み [02:50.310] [02:50.360]徒に害されぬなど [02:53.400] [02:53.450]幸運なだけ [02:54.670]目を付けられぬだけ [02:56.030] [02:56.080]不平等は平等に訪れる [03:02.890] [03:05.090]飛ぶこともできず [03:07.670]穢土(大地)をのたうつ烏が一羽 [03:10.680]その場所を狭め [03:13.460]最後にたどり着くのは何処なのか [03:18.790] [03:51.650]けして視えない けして覚めない 嗚呼 [04:05.030] [04:08.900]近しきものさえ [04:10.800]もはや信用などできない [04:13.180] [04:13.230]否 [04:13.570] [04:13.620]それらこそ或は [04:15.460]私を貶める者達 [04:19.190] [04:19.240]汚れきった身で [04:22.440]生きる場所を全て追われて [04:26.750]そして終いにはもう [04:31.730]己が見下したものとなり果てる [04:40.310] [04:41.520]これが [04:42.450]いつかの報い [04:43.870]いつかの恨み [04:45.220] [04:45.270]徒に仇為すもの達 [04:48.270] [04:48.320]誰もが敵で [04:49.560]誰もが仇で [04:50.950] [04:51.000]嘆くのは己の弱さか [04:54.090] [04:54.140]誰かに届け [04:55.380]この声よ届け [04:56.760] [04:56.810]誰もいない荒野で独り [05:00.000] [05:00.050]叫ぶ真実 [05:01.250]消えゆく真実 [05:02.520] [05:02.570]周りには誰もいないのに [05:06.520] [05:06.570]地に蹲る [05:08.440]私は私であろうとしたのに [05:11.550]その報いがこれかと [05:14.270] [05:14.320]二度と飛ぶことのない天を仰ぐ [05:20.660]