[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:14.40] [00:22.32] [00:26.86]今。 [00:28.42]何を思えばいいのだろう。 [00:32.37]この手に残る確かなその感覚に。 [00:37.74] [00:38.01] [00:38.28]脆く崩れ落ちるそれを見ては。 [00:44.03]自分の何かも重ねたか。 [00:49.16] [00:49.73]ただ幼い少女のままでいられたならと――。 [01:00.73]けれど一度生やしたこの羽は、まるで――呪いにさえ似ている。 [01:11.65] [01:12.11]何か大事なものを [01:15.17]落していくように [01:17.88]この身体は軽く、何からも―― [01:23.43] [01:23.61]――きっとこう生きるより他に何も知らない。 [01:29.37]ならせめて“これ”を厭わぬよう。 [01:35.14] [01:35.70]……けして赦しなど乞うものかゆえに何も赦すものか、嗚呼。 [01:42.36] [01:42.31]ただ凛と強い儘に。 [01:48.02] [01:57.10]今。 [01:58.99]お前は何を思うだろう。 [02:03.00]どうして自分なのかとその目は云うけど。 [02:08.49] [02:08.60]それは。 [02:10.43]お前の目に映る者も。 [02:14.57] 変わらぬ問を抱えている。 [02:20.02] [02:20.24]何も望みなどしなかった、欲しがりさえも――。 [02:31.11]だからこれは何かを奪われたのか、それも――私にはわからないのか。 [02:46.99] [02:54.59] 「けして赦しを乞うことなく」 [02:57.68] 「ゆえに何も赦すことなく」 [03:00.43] 「ただ強く強く強くあれ」 [03:03.28] 「この名前背負う限りは」 [03:05.98] [03:06.08] 「けして赦しを乞うことなく」 [03:09.11] 「ゆえに何も赦すことなく」 [03:11.98] 「ただ強く強く強くあれ」 [03:14.84] 「この名前背負う限りは」 [03:25.48] [03:41.79]自分が願う自分などない、ここにいるから――。 [03:53.10]けれど、これだけが私なのだろうか、わたし――とは何なのだろうか。 [04:04.40] [04:04.46]答えの無い問いなど [04:07.61]忘れるがいい [04:10.36]どうせ誰も何も持てはしない [04:15.96] [04:16.15]――だからこう生きるより他に何も知らずに [04:21.87]さあせめて“これ”を厭わぬよう。 [04:27.50] [04:27.66]心のどこかでまた [04:30.56]何かを捨てて [04:33.29]この心よ軽く、何もかも―― [04:38.97] [04:39.12]――そうして何からも縛られず、空を飛ぶ! [04:44.79]その涙の意味も忘れても。 [04:50.97] [04:51.36]……ただ強く強く強くあろうこの名前背負う限りは。嗚呼。 [04:57.66] [04:57.82]そう凛と強い儘に。 [05:04.04] [05:28.08]