[00:00.000] 作词 : 浮森かや子 [00:00.000] 作曲 : 浮森かや子 [00:00.00]編曲、ミックス:塚越雄一朗 [00:00.00]歌唱:浮森かや子 [00:00.00] [00:00.68]彼女は今日も種をまく [00:09.14] [00:29.28]愛しい人が居りました [00:32.36]彼の人も今は墓の下 [00:35.65]わたしを置いて墓の下 [00:39.00]まみえることもかなわない [00:42.63]人も世界も色を変え [00:46.03]わたしだけが変わらない [00:49.37]愚かで夢見がちな儘 [00:52.76]ふるびた恋慕も捨てられず [00:56.40]迫り来る足音 [00:58.18]木炭と錆の匂い [00:59.78]変わらぬ彼女を裁く為 [01:02.37]世界が揺れる [01:03.39]花煙る春 草木繋る夏 [01:06.67]甘く実る秋 森が眠る冬 [01:10.15]世界は急ぎ足 [01:11.98]歩めない彼女 [01:13.59]人々は叫んだ [01:15.28]“あいつは魔女だ!” [01:16.94] [01:30.72]肌に喰い込む鎖 [01:32.30]神様の炎に焼かれても [01:35.26]あなたのもとへいけないのですか [01:37.63]罵声の響く広場 [01:39.36]燃えさかる広場 [01:40.93]我先と火を注ぐ [01:42.77]時代の操り人形 [01:44.43]甲高い叫びが [01:46.12]晴れた空に消える [01:47.80]火種がなくなれば [01:49.48]“もう誰も居ない” [01:51.36] [02:16.35]二度三度 まばたく [02:18.64]うつろな睫毛の羽音 [02:20.92]四度五度 きしんだ [02:23.25]歪な骨の律動 [02:25.68]柔らかな灰を退け [02:27.91]白く伸びた腕 [02:30.03]彼女の声が鳴いた [02:50.10] [03:07.74]彼女は今日も種をまく [03:13.92]愛しい季節を見送って [03:20.22]変わらぬ彼女の物語 [03:26.60]いついつまでも [03:30.15]続くでしょう [03:33.63]