[00:00.000] 作词 : こがねむし [00:01.000] 作曲 : こがねむし [00:18.50]編曲:こがねむし [00:30.50]その時 その自由はこの手の元にあった [00:35.44]強張る指先が微かに動いた [00:40.46]誘う君の声に呼ばれた意識は宙を舞って [00:45.36]理解は超えて行った [00:47.71]僕は僕を離れた [00:50.27]見下ろす 歪んだ出来損ないの顔に [00:55.00]投げかけた問いを君が退く [00:59.75]「思考を重ねどソレは役立たずだ。 [01:04.85]飾り付けの台詞並べて何を残してきたの?」 [01:09.34]生まれた意味を無理矢理引きずり回して [01:14.98]傷だらけの塊だ [01:19.39]諦めにも似たプラス思考が [01:24.08]今でもどこかで虚しくて [01:29.04]解り合える言葉を探し続けたのは [01:34.50]誰のためとかじゃなくて [01:39.03]不都合な現実から隠れる理由が欲しいから [01:43.60]そうでしょう? [01:45.04]滑稽な価値観差異の空論で [01:58.74]その時 その自問に反論出来なかった [02:03.65]大層な着ぐるみで感情書き換えて [02:08.68]都合良く出た答えに自分で丸つけしてただけ [02:13.44]あやふやにしたまんま [02:15.86]「さよなら」 「 おやすみ」 [02:18.36]「もう行こう。今更意味も無いでしょう?そんな哲学」 [02:28.03]そのまま吸いこまれてゆく [02:33.45]「今とは違う景色をすぐに見せてあげるよ」 [02:37.36]その瞬間(とき) [02:38.22]僕らは自由な空を泳いで [02:43.21]雲の上を駆け抜けた [02:47.67]しがらみも痛みもない世界で [02:52.14]価値のない理論も忘れた [02:57.23]それでもまだ苦しくてもがいてもがいて [03:02.55]曇り気味のポリシーに [03:07.25]結論はまだ出せずに楽になれる方へ進んだ [03:11.90]もう見えやしない僕自身を捨て去って [03:27.92]意識は薄れやがて [03:37.57]景色は白く白く染まる... [04:01.53]やがてくる野山と海原(うなばら)を飛び越えて [04:06.80]綺麗な川原に辿り着くでしょう [04:11.56]その先の道はその足で選ぶんだ [04:16.61]曇りかけてる合言葉の答えを探す旅へ [04:21.21]生まれた意味を [04:22.51]僕らは失うことが怖くて怖くて [04:27.89]目を閉じて耳を塞ぎ [04:32.46]いつしか口も開けなくなって [04:37.13]くだらない自問を繰り返した [04:41.82]誰も孤独や間違いを認めたくなくて [04:47.49]辻褄(つじつま)合わせの理屈で [04:52.05]「仕方無い」と一言濁らせて [04:56.53]壊れたおもちゃで誤魔化した [05:01.42]いつか また会う時は笑ってくれますか? [05:07.08]行き着く場所が同じでも [05:11.66]レンズ越しの景色とは [05:14.06]きっと違って見えるよ [05:16.38]もう悩んでいないで [05:19.14]お堅いそんな二元論は壊せ [05:21.91]曇りないその号令で