Open Air Theatre 僕らのコトノハに羽が生え、飛び立つ 君は、見上げながらそれを歌と呼ぶ 涙を拭いて後を辿ってゆく その靴音は、やがてメロディになる 風がディレイかけて音は永遠続く世界で 雲と交わる僕はいつしか君を見下ろす 「空は一つの音楽」 正しく減衰する声が彩る刹那に 僕は息を止めた 涙を拭いて後を辿ってゆく その靴音は、やがてメロディになる (正しさとか優しさとか) 降り注いで描く僕らの未来の音は 留まることもなく波打つ君の生命を震わせる 世界の果てで、僕は探している 君の落とした夢のカケラと一枚の羽 そして花は枯れてゆく 時は流れすぎてゆく 鐘の音が終わり告げる 目を閉じて、いつの日かまた会えるまで