桜流し 風に 踊らされて 独り 唯 舞い落ちる 僅かにも 微笑んで 切なくて 今際の時 少し 微睡む 散って行く 花弁 ただ ただ 時のままに 夕焼けも 後を引く 翼 休める場は 緩やかに 変わり往く はなむけも 渡せずに 名残 僅かに留め はなむけは いつの日か またいつか