[00:01.89]「もう、いいかい」僕は尋ねるけど
[00:05.64]そもそも君はこのゲームを知らないんだ
[00:11.04]ああ君は巧く隠れて居る様だ
[00:16.06]そもそも隠れて居るかどうかすらわからないんだ
[00:31.89]アイ色のカケラ探すたび
[00:36.94]僕にはそんなもの無かったと言い張ってたんだ
[00:42.31]彼らも訪れた場所なんだろう
[00:47.34]沢山のきせきが確かに存在して居たんだ
[00:52.76]だれもが探しものふたり
[00:55.51]きっと何かを悟った様
[00:58.57]どこかで出逢うだろう
[01:00.88]寄り添って同じ色の表情で
[01:06.38]もう一歩進む勇気が在れば
[01:10.78]きがねなく君自身と此処で向き合えたのかな?
[01:16.54]「もう、いいよ」君の声で振り向いた
[01:21.62]瑕だらけの空間世界に色が付いた
[01:26.99]だって君なんて見附から無いよ
[01:30.17]悲しくて情けなくて逃げ出した
[01:33.86]夢中で嘘の合間をくぐって
[01:37.11]ぶつかって毒を吐いて
[01:39.41]崩れ落ちてしまいたくて
[01:42.09]嘘は本当の君を隠していく
[01:55.71]行き場を失う転ぶ
[01:58.61]はっと彼らを一瞥する
[02:01.34]怪訝にもがいている僕をみる
[02:04.63]慌てて目をそらす
[02:11.24]「ゲームがそう、始まる前からもう」
[02:15.28]「ドサクサに紛れて顔隠してきたんだってね」
[02:20.80]「もう、遅いよ」彼らの声張り付いた
[02:25.87]途方も無い逃げ場に言い訳をそっと投げた
[02:31.32]そうさ君なんて見附から無いよ
[02:34.58]悲しくて情けなくて逃げ出した
[02:38.33]夢中で嘘の合間をくぐって
[02:41.42]アイタクテ アイシタクテ
[02:43.68]ハナシタクテハナレテシマウノガ
[02:46.79]恐くて四肢をほうり出した
[03:07.33]隠れて居たのは本当に君だったのか?
[03:11.01]僕もゲームが始まるずっとずっと前から
[03:14.53]綺麗事に紛れて本当の顔隠して
[03:18.07]居たんじゃないのか?
[03:22.16]アイ色のカケラは失くしてしまったけれど
[03:25.71]少しばかり時間は過ぎてしまったけれど
[03:29.28]ただ君と向き合って伝えるべき言葉が
[03:32.96]ひとつだけ在る
[03:39.09]失ってしまったものが見附からないと
[03:42.38]誰が決めた?
[03:44.23]このゲームを終わらせるんだ
[03:45.93]走り出せ走り出すんだ
[03:49.08]アイたいよ アイたくて
[03:51.58]転んだ事なんて舌出してさ
[03:54.56]笑ってやるんだ笑ってやるんだ
[03:57.46]溢れ出した目一杯の君の君の君の涙も
[04:02.25]かすれて消えた君の君の君の君の君の声も
[04:07.63]失くした君の君の君の君の君の君のココロも
[04:12.58] 「いま、見い附けた」