[00:15.45]甲「座禅で密教、並んで禅業、貴殿と神道、禅問答」 [00:18.77]乙「いやいや結構、励んで宗教、一人でゆったり工夫茶」 [00:21.86]甲「これまた悠長、気ままで遊興、呆れた問答、一辺倒」 [00:24.80]乙「厭厭言ったら、退がるが道理だ、文句があるなら表へ来い」 [00:27.99]甲「やるのか決闘、血まみれ説法、荒技血統、鴛鴦刀」 [00:31.07]乙「こうなりゃ血闘、退がれぬ節刀、構えろ新刀、禅問答」 [00:34.12]甲「退かずに問答、見上げた根性、構えた新刀、喧々と」 [00:37.10]乙「睨んで撃ったら、退かぬが道理だ、荒人神でも出合わにゃ損」 [00:41.04]月夜に啼く、護摩壇の火、二つは今、相見える [00:52.67]仏塔 遠路遠路 遥かなる街に行き着くまでに何度 [00:58.60]二人 刃向け、鍔迫り合い 喧々諤々また夜が明ける [01:17.39]乙「ほれみろ精魂、尽き果て拙攻、貴殿と決闘、禅問答」 [01:20.24]甲「たられば問答、泣くまで説法、請うまで帰さん、鉄山靠」 [01:23.30]乙「やったな頓馬、腑抜けた根性、媚びへつらうまで、戦闘痕」 [01:26.35]丙「もうやめなったら、聞かない奴らだ、落ち着かないから口噤め」 [01:29.45]乙「厭厭あっちが 仕掛けた喧嘩は 買わない手はない素っ頓狂」 [01:32.70]甲「言ったな激昂 薄野呂問答 うっちゃれ鉄砲!」 [01:35.06]衆「あいあいさ!」 [01:35.72]乙「それ見ろ逆上、酷いぞ元凶、囀る小者が一辺倒」 [01:38.81]甲「五月蝿い口から縛ってやろうか」 [01:40.13]丙「醜い争い余所でやれい!」 [01:41.86]仏頂 遍路遍路 天の階を抜けるまたひた走る [01:47.69]朧月夜と唐紅 喧々諤々また夜が更ける [02:08.27]釈迦も眠り、袂分かつ、月夜にまた、音弾ける [02:20.47]仏塔 遠路遠路 遥かなる街に行き着くまでに何度 [02:26.17]二人 刃向け、鍔迫り合い 喧々諤々また夜が明けて [02:32.29]元の木阿弥