[00:00.000] 作词 : n-buna [00:01.000] 作曲 : n-buna [00:38.48]「ある日やっと降り出した雪に [00:41.76]青空が恋をして [00:45.07]空になった雲のポケットの隅から [00:48.89]アメを降らせたんだ」 [00:51.94]「そのカエルは頭に咲いた花が [00:55.35]ただ嫌になったから [00:58.66]枯らせ方を探して旅に出よう [01:02.22]これで僕も普通になろう」 [01:06.00]そんなおとぎ話を書いてる [01:12.40]君の好きなあの絵本の続きを [01:19.32]聞かせたいと思うのだ [01:22.49]さぁ口ずさんで [01:24.89]口ずさんでたら春が来て [01:29.05]僕ら気まずくないように [01:32.30]明日の方を向いて笑っているんだろう [01:36.77]忘れないで 忘れないでよ、ねぇ [01:41.19]この話は君のために書いた話だ [01:45.85]本当は僕は、 [01:47.96]こんな絵本を描くことが夢だったんだ [01:53.58] [02:03.42]「その日やっと木に成った花が [02:07.43]ビル風と喧嘩して [02:10.65]落ち零れたそれを拾った君は [02:14.40]押し花を作ったのさ」 [02:17.66]「グラスホッパー、 [02:18.96]物知りな猫のお爺さんが消えてしまった! [02:24.42]聞けば雲の上まで越したらしい。 [02:28.32]跳ねて届けば会えるらしい」 [02:31.49]そんな頭の物語を書き出すたび、 [02:41.35]君がノートの上踊るのさ [02:45.31]嘘みたいな陽気で [02:48.27]さぁ春を待って [02:50.64]春を待ってたら君がいて [02:54.57]僕は気付かれないように [02:58.08]いつまでも頬拭って笑っているんだろう [03:02.56]忘れたいよ 忘れたいのにねぇ [03:06.98]春の風も 木漏れ日みたいな背徳感も [03:12.19]僕の弱さ全部絵本に閉じ込めただけだったんだ [03:19.94] [03:47.57]楽しそうだったら笑った振りして [03:50.68]辛いことがあってもふざけた振りして [03:54.04]絵本の中の僕みたいに [03:55.90]生きていけたらそれが出来たらわけないよ [04:01.00]さよならした君の想い出で話を書いて [04:04.56]祖父が死んだときでさえ泣いた振りをして [04:07.71]人の気持ちがわからないなんて言い訳 [04:11.38]僕が駄目なだけだ [04:14.00] [04:16.63]口ずさんで [04:30.99]さぁ口ずさんで 口ずさんでたら春が来て [04:37.40]僕は君を覚えてて [04:41.00]いつかみたいな顔で笑っているんだろう [04:45.45]忘れないよ 忘れないから、ねぇ [04:49.81]この話は君と僕を書いた話だ [04:54.97]本当にずっと待っていたんだ [04:58.08]出来れば君が今日を忘れないように [05:02.81]泣いた振りをして