泡と海月 そっとそっと触れて 優しく包み込む 手と手の先は まだまだ離れてるけど ずっとずっと先の 見えない泡のなか 私の滑る 投下した夢のなか 目と目が合えば 視線は絡み合う あなたを探す 錆び付いた海の中から 塩化した海百合を逃げて 飽和する珊瑚の奥で溶ける 濡れた髪の香りは微か 白い肌に添えた唇だけ 合わせたら