魔法の望遠鏡 心と心を繋いで 空に瞬く星のように キラキラした瞳で僕を見て 君が笑う手を繋いだまま走った夜 あの日を閉じ込めたら 123ステップリズムに乗って空中散歩 雲の上夢心地それはきっと 特別でもなんでもなくて 僕らが見てた景色 夕方の公園から 汽車が出るよ カラスの泣き声を汽笛に 夜の帳が下りたなら誰もが旅人さ もしも 世界が見渡せる魔法みたいな 望遠鏡があったとしたのなら きっと君の心だって垣間見える 欲しいもの全部あげる 空を飛べる翼とかお菓子の家とか そんな大層じゃないけど どうか受けてあげて欲しいな あなたの心と誰かの心を繋いで 空に輝く太陽を見て 眩しそうに目を逸らした君が 影を落とす 木陰に隠れて呟いた 「寂しいよ」って涙溜めて 123ステップリズムに乗って海中散歩 海の中涼しげに それはきっと特別でもなんでもなくて 僕らが見てた光 枕もとの靴下が 膨らむ頃僕らは火星の輪を廻り 星の歌を歌いながら 軽やかに踊るだろう もしも 世界が見渡せる魔法みたいな 望遠鏡があったとしたのなら ちっぽけな星屑だって 拾い集め大きな光になる 器用な生き方なんて出来やしないよね それでも笑って欲しくて 今は忘れてしまったとしても いつか思い出す輝ける時を信じて 一生懸命生きて苦しんで くじけて泣きそうなときには また誰かが望遠鏡をのぞいて 君を見つけ出して 泣かないで 元気を出して そんなありきたりな言葉だけで救われる そんな光だってあるはずさ もしも 世界が見渡せる魔法みたいな 望遠鏡があったとしたのなら 最高の笑顔をしてる そんなみんなに今日もすぐに会える 空を飛べる翼とかお菓子の家とか そんな大層じゃなくてさ きっとずっと前から持ってるよ 心と心を繋げるみたいな魔法さ もしも世界が見渡せる魔法みたいな 望遠鏡があったとしたのなら どんな遠い景色だって 垣間見えるんだよ